みなさんにはこんな経験はありませんか。平服と指定された催しに、指定どおりに平服で出席したら、主催者や世話役などがみんなタキシードを着ていた。
いうまでもなく服装指定とは参加者全員のフォームを揃えることによって、その会の格調を高度に維持することが第一目的であるはずです。全員とは参加者だけでなく主催者ももちろん含まれてのことです。服装指定をした張本人が指定以外のものを着るなどということが許されるはずがありません。
服装指定をするためには、まず主催者がなにを着るかを決める。そして次に主催者と同じものを着ていただくようお客様にお願いするのが順序です。
招待者に対する主催者、ホストとしての表敬は、決してタキシードを着ることではありません。案内状の指定どおりお客様と同じ平服を、誰よりも完璧に着こなせばいいのです。
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