パーティの案内状には服装の指定が「平服」となっているものがよくあります。
ここでいう平服とは一体どんなものを指すのでしょう。礼服でないもの、略礼服でもないもの、とは誰にでもわかること。パーティだからスポーティなものはだめなことはもちろんです。つぎに、このファッション塾で再三再四、書いてきた「無地のすすめ」が頭に浮かんでくることでしょう。
具体的にいえば、平服の条件は三つで、無地、暗調、光沢となります。第一条件が無地のもの、無地のものがたくさんあれば、その内でなるべくダークなもの、無地でダークなものがいくつかあるなら美しい光沢のあるものが望ましいという順序です。これは何度も書いてきた夜の装いの条件とまったく同じなのです。
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