昔の小咄に「人間の三大発明とは何ぞや」というのがあります。
第一が「お礼」。石器時代から大きな石の輪が通過になり、金、銀、銅、鉄などの金属貨幣の時代を経て、紙のお札の登場。軽くて持ち運び易く便利なものです。誰が発明したのでしょう。
第二が「勲章」。功成り名遂げた立派な方々が、一つの勲章に涙を流して喜ぶのだから、時の為政者にとってこれほど有り難いものはない。安くて効果的な発明といえるでしよう。
|
第三が面白い。これだから小咄になるのだが「フンドシ」ということです。縦70センチ、横20センチに紐一本。わずかこれだけの布で人間最大のポイントを隠すことができるですから、安くても高価なものといえます。
|
|
小咄だからといって馬鹿にはできません。「フンドシ」こそ服装の起源であり、ファッション産業の第一歩であったのですから。
|
|
|
|