・ 静岡県（危機管理部消防保安課）は、令和2年11月3日付事務連絡で各市町庁舎管理担当課へ「消防用設備等の適正点検に向けて（消防提供）」を発出しました。内容は、関係団体による「防火管理者・消防職員・点検業者・設備業者等を対象とした消防用設備等講演会の動画配信」の開始、関係団体の広報月刊誌「フェスク」閲覧方法について、その活用を図るための情報提供です。

・ わが国において、制度の周知や関係者の資質向上（消防設備点検資格者等を養成するための各種講習、各種出版物の刊行、消防行政情報の発信等）を担当するのが、都道府県消防設備協会及び消防防災事業団体と連絡協調して実施する一般財団法人日本消防設備安全センターなどです。
　
・ 火災による惨事を防止するためには、消防関係者、点検業者、点検報告義務者（県や市町を含む）など関係者が「消防用設備等点検報告制度」を十分に知悉・理解し、消防法が規定する点検・報告を法令遵守で履行することが重要であり基本です。その前提となる制度の周知を担当する関係者の責務は大である、と言えます。

→ ＰＤＦ事務連絡「消防用設備等の適正点検に向けて（消防提供）」