設立当時、畳業界においては機械の発展につれて作業の面では能率的に向上致しましたが、
経営においては建設業者の下請的色彩が強く、下請構造からの脱却と独立業種としての地位
向上が望まれていました。
このような構造を打破すべく各地区で事業協同組合が設立し、 県営工事における畳工事の
分離発注の願望が叶えられる事となりました。
そこで技術向上,健全経営によって社会的責任を果たし、 自らの地位向上を図るため、
昭和55年に協同組合を設立致しました。 以後、官公需適格組合の証明を得て、国,県,市,
町より畳工事の受注を行い、 現在に至っております。
また、平成11年度には組合として、『産業振興知事褒章・優良組合』の表彰を受けるなど、
その功績が評価されています。
共同受注事業
○組合員のためにする畳製品・襖製品の共同受注を行っています。
○昭和55年に官公需適格組合証明を取得して以来、官公需を主に安定して実績を上げています。
○専任技術者,経営業務管理責任者を有しています
教育情報提供事業
○組合員の技術向上のため、技能研修会及び経営近代化のための経営研究会を開催し、 請負単価
維持向上を目指しています。
○全日本畳同業者組合連合会の行う品質管理の重要性を再確認させています。
共同購買事業
○組合員のために供する資材・副資材の共同購入を行っています。
共同検査事業
○組合員が請け負う共同受注品に対し、規格品質検査を行い、受注品の統一化を図ると共に、 防虫・日
除け養生の徹底を期しています。
共同宣伝事業
○静岡県適格組合連合会との調整をとりながら、畳祭りやラジオCM・チラシ広告等の宣伝を行っています。