畳は工業製品と違い型番で決まった品ではありません。価格だけで判断するのは危険です。
一口に「国産」と言ってもピンからキリまでさまざまですし新しくしてすぐに良し悪しの判断は素人には難しいです。
地元の畳店にも相談、見積もりをしてから工事をしても遅くはありません。すぐに工事しないで他でも見てもらいましょう
被害にあってしまったら消費生活センターなどに相談しましょう、苦情が多数寄せられると改善命令が出される
ようです。
格安業者による施工の一例です、一切畳を縫うことなく金属ピンで全て止めて制作されています
それ以外でも手抜きが各所に見られます。
畳表を金属ピンで止めてあります、畳表も切ったままで経糸止めの処理をしていないのでゆるんでしまって
います。畳縁側面部分も数本の金属ピンで止めてあるだけです、また張替え前の畳縁も取り外す手間を惜しんで
いるため元の縁が付いたままです。
畳の表側の縁部分も金属ピン止めです、サビが出始めてます、もし多湿の環境だったらピンが折れ怪我をして
しまいます。右は一畳に使われていた金属ピンです、一山というほどあります。
通常の畳工事でも金属ピンを縁の隅の一部に使うことがありますが数本程度です。
通常の施工に比べて畳表を取り外すのに数倍時間が掛かってしまいますので場合によっては別途に料金を貰わなくて
は作業できないかもしれませんし緩んだり外れたら怪我の原因にもなります。