11月20日(水)、プラサヴェルデ(沼津市)にて、令和6年度 静岡県中小企業団体中央会県大会を開催しました。県大会が沼津市で開催されるのは、中央会創立以来初となります。大会には森副知事、賴重沼津市長ら来賓をはじめ、組合関係者、行政、産業支援機関、商工団体など約220人が出席されました。「『稼ぐ力向上』宣言!~組合が拓く中小企業の可能性~」をテーマに、基調講演、組合事例報告、総括(中央会からの提言、大会宣言)が行われました。
基調講演では、株式会社浜野製作所 代表取締役会長 浜野慶一氏より「東京・下町企業の挑戦!~企業間連携が起こす新たな可能性~」をテーマに、稼ぐ力向上に至る取り組みや実現に至る経緯、そして企業間連携の必要性・重要性についてご講演頂きました。
事例報告では、前段で講演いただいた浜野氏をコーディネーターに迎え、組合員の「稼ぐ力向上」に取り組む3組合(OJJ協同組合、TEA SEVEN協同組合、富士美芋協同組合)の理事長、そして支援に携わった中央会担当職員から、組合の取組みをお話いただくとともに、取り組みのポイントについて対談が行われました。
本会田中専務理事は提言にて、「人口減少や高齢化が進み、市場規模が縮小する我が国においてこれまで以上に組合員が活躍するためには、新市場の開拓や新製品の開発あるいは新たなサービスの構築など、組合員の“将来”に向けた新しい『稼ぐ力の構築』に取り組む必要がある。
こうした『稼ぐ力向上』に向けた取り組みが新たな実を結ぶために、組合、組合員、そして本会がこれまで以上に一丸となって挑戦して参りたい」と強調しました。
田中専務理事の提言の後、静岡県青年中央会 細沼会長より大会宣言案を発表いただき、全会一致で賛同され、大会は盛会裏に終了しました。