10月26日、中央会 山内会長は富士市 小長井義正市長を表敬訪問し、コロナ禍における組合や地域中小企業の現状、行政に対する要望他について情報交換しました。
小長井市長は「コロナ禍、富士市の基幹産業である製紙業においては家庭紙やペーパータオルの需要が一時的に増大したが、もう一つの主要産業である自動車関連の製造業が大きな打撃を受けている。コロナの終息が見えない状況にあって、資金繰りに不安を感じる中小企業は多い。市としては財政支援を含め、企業や支援団体との関係を密にしながら様々な形で地域の中小企業支援を継続していく」と述べました。
さらに「富士市では、新たな産業として期待されるセルロースナノファイバー(CNF)の研究を県と共に推進している。製品化にはまだ時間がかかるが、大学や企業との連携を強化し、利用先の開拓などに努めていく」との発言があり、それをうけて山内会長は「異業種交流や企業連携には、強力なリーダーシップが必要。今後も、連携や研究開発を積極的に支援してくので、市の協力や情報提供を引き続きお願いしたい」と要請しました。