お茶の木の種類ってどのくらい? 茶の木には「緑茶の木」や「紅茶の木」などはありません。 茶の木はただ1種で、製法によって緑茶になったり紅茶になったりするのです。 では、その茶の木を植物分類学的にみると、大きく分けて中国種とインド種に分けられます。 その中間型もかなり多くあり、葉の大きさや、葉先の丸いものとがったものなど種々雑多です。
(中国種)
葉の長さは4〜5センチ。 葉質は固く色は濃緑色。 中国南部から東部を経て日本に多く分布します。 玉露や煎茶に適しています。
(インド種)
葉は極めて大きく、長さ20〜30センチもあります。 樹高も高く、インドのアッサム、マニプール地方に分布します。