この施設は、既存の特別養護老人ホームの増築により、ショートステイ20床、デイサービス、在宅介護支援センター、ホームヘルパーステーションの機能を加えて高齢者総合福祉施設として計画されました。建設地は、百間塀でも知られる古刹玉澤妙法華寺に隣接する緑豊かな丘陵地です。外部のデザインはこの百間塀との調和をはかり杉下見板の腰張り、また入居者にとっては住宅の延長として感じられ日本人の感性に馴染み易い瓦葺の和風建築としました。デイルーム・食堂の天井は屋根の勾配に沿った吹き抜け天井としてトップライトを設け内装には木質材を多用し明るく豊かで温もりのある空間づくりを心がけました。
建築主 :(福)伊豆社会福祉事業会
施設名 :高齢者総合福祉施設
「玉澤の里」
建設地 :三島市玉沢
構造規模:鉄筋造一部RC造
平屋建て 耐火構造
敷地面積 5,276u
建築面積 1,250u
延べ床面積 1,160u
設計監理:
アーキ・ユニティー設計事業協同組合
デイルーム
食堂
デイサービスエリアよりショートステイエリアへ