街中がせせらぎ事業三島市「街中がせせらぎ事業」の概要三島駅南口駅前広場は平成13年度から17年度までの5年間にわたる「街中(まちじゅう)がせせらぎ事業」の一環として整備されました。 「街中がせせらぎ事業」は三島ならではの中心市街地にある水辺空間を整備・保全、更には、三島独自の文化・歴史的な資源(アメニティ資源)を活用し、「住みたい街、歩きたい街」の実現を目指すもので、その基本的考え方は三島商工会議所が設立50周年に因み21世紀ビジョンとして提案したものを市がとりあげた形となりました。 また計画段階では市民会議やワークショップ等により住民の意見やアイディアを集約し、ハード整備やソフト事業に反映させるという形で進められており、さらに整備後の維持管理では「里親制度」の導入等、広く一般市民の参加を促しながら進められているという様に、言わば市民(団体)、企業(団体)、行政による「地域総参加」型の公共空間修景整備事業です。(静岡県の快適空間創造事業補助制度利用) ■「森とせせらぎの駅」を市民みんなの手で実現三島駅南口駅前広場修景はその象徴的ポイントとしていち早く整備されました。駅舎は昭和9年(1934)に現三島駅が丹那トンネル開通とともに開業した当時の懐かしさを温存しています。そのシンボリックなデザインは富士山を象っています。 今回新設された湧水モニュメントは三島湧水の象徴である楽寿園の小浜池を、流れ下る水路や欅の木は「源兵衛川」や「桜川」等のせせらぎとその周辺の親水公園をイメージしています。新旧取り混ぜて三島の街の持つやすらぎを表現したものです。又中央池は市民コンペで提案された「水鏡」をモチーフとしてデザインされました。 駅舎とせせらぎ水路 ■「森とせせらぎの駅」企画から完成までの経過
■街中がせせらぎ事業全般の構想・計画策定の経過
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