天竜茶は、高級茶産地としての歴史も古く、明治年間から盛んに茶業が行なわれてきました。
山間地特有の朝霧かかる茶園で採れるお茶は、香りの高い上品な味わいです。天竜茶の多くは、まだ手摘みが幅をきかせています。手摘みにこだわって
いるのです。シーズンともなると朝早くから、美味しそうな新芽だけを摘みとります。その一葉一葉こそが、最後の一滴まで旨みを持続するからです。
このように丹精こめて製造されました天竜茶は、各種の茶品評会で高い評価をいただいております。静岡県茶品評会において、平成9年度、平成10年度
、そして平成13年度には農林水産大臣賞受賞者を輩出するとともに、平成17年度と合わせて4回の最優秀産地賞受賞の栄誉に輝きました。また特に、
平成15年度全国茶品評会においては普通煎茶30kgの部で、当地生産者が農林水産大臣賞を獲得し、産地賞の栄誉も拝受いたしました。
1.天竜茶概要
天竜茶は、旧天竜市と南北に流れる天竜川を中心として、その両側の標高の高い山間傾斜地に多くの茶園が分布しています。高級茶産地としての歴史も古く、主に浅蒸しの普通煎茶で形状が良く光沢のある濃緑色で、香りも高く上品でスッキリした味わいのあるお茶です。
旧天竜市全体の茶農家は約700戸で、茶園面積233ha、荒茶生産量は年間約180t余です。
2.森林都市宣言のまち”天竜”・・・・・・(地域に関する情報)
旧天竜市の面積の83%は山林で「天竜美林」と呼ばれ、日本三大林業地帯の一つに数えられています。旧天竜市は、天竜奥三河国定公園の玄関口にあたり、壮厳な景観を楽しめる「天竜舟下り」やカヌー・水遊び・アユ釣りに興じたりすることも出来ます。又、史跡や滝を巡る眺望の利くハイキングコースも数多く有り、季節に応じた散策も楽しめます。
平成10年4月には、名誉市民である秋野不矩さんゆかりの秋野不矩美術館もオープンし、開館以来多くの入場者を数え好評を頂いています。
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浜松市立
秋野不矩美術館〒431-3314 静岡県浜松市二俣町二俣130
TEL(053)922-0315 FAX(053)922-0316
交通案内●電車利用/◎JR東海「掛川駅」より天竜浜名湖鉄道に乗り換え「天竜二俣駅」下車、徒歩15分。◎JR東海「浜松駅」より遠州鉄道に乗り換え「西鹿島駅」下車、遠鉄バス「二俣・山東行」で「新町」下車、徒歩約5分。「西鹿島駅」よりタクシーで約7分。
●車利用/東名「浜松インター」から約40分、「袋井インター」から約30分。
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(有)カネタ太田園 |
053- |
928-0007 |
(有)現甲園 |
〃 |
925-3368 |
(有)一産山本園 |
〃 |
925-2433(本店)
26-2623(売店) |
(株)すずしょう |
〃 |
925-3536 |
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