島田茶のお茶づくりの歴史は、静岡茶の歴史です。
静岡茶のはじまりは、聖一国師が宋の国から茶の種子を持ち帰ってからと言われています。江戸時代には、日本有数のお茶どころとして、その名を全国に知られるようになりました。
島田でも大井川の豊かな恵みを受けて、古くから数多くの銘茶が栽培されていました。初夏になると、大井川の山間の里の斜面はあざやかな茶の緑で覆われたと伝えられます。
明治に入ると、職を失った川越人足や幕府直参の旗本たちなどの手により、牧之原茶園の開拓が始まりました。初倉村(現在の島田市初倉地区)と金谷町を中心に建設された大茶園は、現在、日本一の生産量を誇ります。
大井川の恵まれた大自然が育てた島田茶の味と香りは、数ある静岡茶のなかでも一級品。数々の賞を受賞し、静岡茶を代表する銘茶として多くの人から愛されています。
島田市は、南北に長く北は伊久美地区から南は初倉地区まで多くの茶園が、あります。そのため、それぞれの地域を生かしたさまざまなお茶を製造しています。
茶園面積
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協同工場 |
自園工場 |
1200ha |
30工場
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39工場
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全国茶品評会
深蒸し煎茶の部
●農林水産大臣賞
第40,42,49,50回受賞
全国茶品評会
深蒸し煎茶の部
●産地賞(深蒸し茶産地)
第40,42,49,50,51回受賞
★三年連続産地賞受賞 |
大井川右岸 初倉地区
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島田茶は、各種イベントにて、数多くの人達に喜ばれています。
山形県物産展 東北地方の有名な夏祭り「山形花笠祭り」の前日(8月4日)に行われる、「山形県観光物産市」に平成三年から毎年、島田茶のPRを行うようになりました。
真夏の山形は、日本の最高気温の公式記録を持つほど暑い所で、よくひやした冷茶が、たいへん喜ばれています。
最初の2年ほどは、冷茶もめずらしがられていましたが、年をかさなるにつれすっかり定着し、真夏に飲むお茶「冷茶」として親しまれています。
この「山形県観光物産市」は、毎年、多くの人出が有り非常に忙しいイベントではありますが、その分多くの人に島田茶及び冷茶を喜んで頂けている事と思っています。また翌日午前中には、山形駅構内にて「花笠祭り」見物の観光客の方々に一煎パックの無料配布も行っています。
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千葉県野田市物産展
毎年秋から冬にかけては、県外に出て島田茶のPRを行っています。
平成10年は、10月17.18日に千葉県野田市にて行なわれた「野田市産業祭」に参加しました。17日は台風の様な雨と風、18日は打って変わって真夏のような暑さの中、多数のお客様がみえ、冷茶でも出したくなるような中、通常の熱いお茶による接茶で皆様によろこんでいただきました。
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島田大祭 三年に一度の島田市の大イベント「島田大祭」(帯祭り)が、平成16年10月に行なわれました。JR島田駅前の観光案内所テント横にて、JRを利用し見学におとずれる観光客の皆様に接茶サービスを3日間にわたり行ないました。
3年に1度の事ですが、毎回この時期は、暖かいと言うより暑い日になることが多いため、冷茶による接茶とPRにつとめました。その他、春と秋に「バラの丘公園」にて行なわれる「バラの丘フェスタ」、また「島田市産業祭」等各種イベントに積極的に参加し島田茶のPRに努めています。
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蓬 莱 橋 1869(明治2)年7月、最後の将軍徳川慶喜を護衛してきた幕臣達が大井川右岸、初倉地区にある牧之原を開拓し、お茶を作り始めた。
当初は大変厳しい環境の中で、筆舌にはつくせない苦労の連続だったが、そのかいがあって順調に茶栽培が営まれ、生活が安定するに従って、島田方面へ生活用品や食料品を買いに出かけるようになってきた。
また、島田方面からも初倉に山林、原野の開墾のため出かけるようになったが、大井川を小舟で渡らなければならず、大変危険なことだった。
そこで、島田宿の開墾人総代達は、時の静岡県令(現在の知事)に橋をかける願いを出し許可され、1879(明治12)年1月13日に完成した。しかし、木橋のため大井川の増水のたびに被害を受けてきたので1965(昭和40)年4月にコンクリートの橋脚に変え、今日の姿となった。
場所は、大井川河口から約10キロ上流にあり、長さ897メートル幅約3メートル。大井川の自然と一体となった木橋として全国的にも有名な観光名所となった。
橋の名称は、静岡藩主となった徳川亀千代(後の家達)が1870(明治3)年4月に牧之原を開拓している幕臣達を激励するために訪れ、「ここは宝の山だ。」と仰せになったのがそのいわれと伝えられている。
この珍しい木橋を世界にアピールしようと1997年10月英国ギネス社に「世界最長」の登録を申請し、「歩行者専用の世界最長の木製橋として認定し、記録を認める」というギネスのエンブレム付きの証明書が発行された。
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中條景昭之像
蓬莱橋を初倉側に渡り、七福神の石像が置かれる散策道を上り切ると、茶園の向こうに大井川そして島田の市街地を見下ろす小公園にたどり着きます。ここに牧之原大茶園開
墾の偉業を陣頭指揮した中條景昭之像がたっています。ここからの景色は圧巻です。
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島田茶のシンボルマーク
アルプス商事(株) |
0547- |
35-1633(代) |
石川製茶(株) |
〃 |
37-2625(代)
37-2278(事) |
大貴製茶(株) |
〃 |
32-1400 |
カネイ一言製茶(株) |
〃 |
37-2196(代)
37-1401(工) |
(有)カネカ鈴木商店 |
〃 |
35-2635(代) |
カネ松製茶(株) |
〃 |
37-7158(代) |
坂下園製茶(株) |
〃 |
35-3883(代) |
(株)高森商店 |
〃 |
36-6522(代)
36-1333(自) |
竹島園 |
〃 |
37-6052(店) |
つきまさ |
〃 |
36-9223(代) |
中村茶商(株) |
〃 |
35-1501(代) |
0120- |
35-1501 |
(有)成岡 |
0547- |
38-0136 |
ハラダ製茶(株) |
〃 |
35-1133(代) |
(株)丸七鈴木商店 |
054- |
643-2421(代・工) |
0547- |
37-4107(代・自) |
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